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ITIT戦略

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経営戦略におけるITの位置付け

AIやIoT、ロボット、ビッグデータ解析などのIT関連技術によって 様々な産業をデジタル化し、ひいては産業構造全体を大きく転換しようという、第4次産業革命が時代の潮流となりつつある現在、ITの発展とともに企業の競争環境が大きく変化しており、経営戦略におけるITの位置付けが一層重要性を増しています。

「たけでん」では、経営戦略の実行に欠かせないITを積極的に活用すべく、全社員がパソコンやインターネットを利用して業務の効率化を図ることはもちろんのこと、BtoBソリューションサイトTEXUSS(テキサス)構築による顧客サービスの向上や、営業マンへのクラウド、タブレット活用にもいち早く着手し、社員の働き方改革に活用して参りました。

情報資産の戦略的活用

企業の経営戦略には、変化し続ける市場の状況を踏まえた臨機応変な対応が求められます。いまやビジネスの雌雄を決するのは、トップの意思決定の的確さ・迅速さであり、そのために必要な情報やデータの収集に時間を要していたのでは致命的な結果をもたらしかねません。

また、社員一人一人が問題の解決や目標達成のために必要な情報を瞬時に入手でき、様々な角度から分析できるようにすることで、問題の早期発見やデータに基づいた戦術が立てられる環境を整備しました。

モバイルを活用し、ワークスタイルの変革
を目指す

「たけでん」では2012年からiPadを導入。営業マンは外出先でも社内の情報リソースへアクセスし、お客様からの問い合わせに迅速に対応できる環境や、ソリューション営業への活用を展開。さらに、ペーパーレス会議によるコスト削減をはじめ、時間と場所を選ばず決裁できる環境を管理者に提供することで、意思決定の迅速化を実現。経営のスピードアップを図りました。

2020年からは新型コロナウイルス感染拡大による急激なビジネス環境の変化に対応するため、ネットワーク環境を強化しZoomなどを活用してリモートでの商談や会議、研修会などが実施できる環境を整備。さらには従来から活用しているiPadに加え、iPhoneとノートパソコンを全営業マンに貸与し、コロナ禍におけるビジネスを支えてきました。また、2021年にはTEXUSSを活用したWebによるバーチャル展示即売会「TEXUSSソリューションフェア」を開催。ビジネスプロセスの変革だけでなく、ビジネスモデルの変革をはじめとしたDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みにも積極的にチャレンジしています。


TEXUSSソリューションフェアサイト


▼ビジネスへの積極的なIT活用がMac Fanの記事になったことも・・・
「Mac Fan 2016 年 1 月号」

24時間365日お客様のビジネスをサポート

2001年4月には、業界初のBtoBシステム「TEXUSS(テキサス)」を構築し、インターネットによる発注システムはもちろんのこと、お客様のお仕事に役立つ情報発信や業務の効率化を支援する各種データの提供、お仕事づくりの支援ができる様々なツールやコンテンツを提供するなど、ITを活用したサービスを他社に先駆けて推進して参りました。

顧客のニーズに合わせて進化し続けてきたTEXUSSは、お陰様で6,000社を超えるお客様にご利用いただき、年間売上65億にまで成⻑。スマートフォン専用画面も実装しており、24時間365日いつでも何処でも、お客様のビジネスをサポートしています。

いつの時代も“次の一手”を考え実行する企業

2012年に発足した情報システム刷新プロジェクト「Phoenix」は、単に老朽化した情報システムを刷新することのみならず、「Action850」そしてビジョン達成のための経営基盤を再構築するというコンセプトでスタート。仕事のやり方や組織構造、ルールの見直しなどの検討を行い、抜本的な経営改革を実現するための新情報システム「Phoenix」を開発。2017年1月に稼働させました。

一例として、メーカーとのEDI連携を実現することで、これまで一枚一枚手入力して発行していた伝票発行の自動化や受発注などの作業を大幅に削減することができました。またITの攻めの活用には、営業支援システム(SFA)による行動改革のための分析や、案件共有とお客様の情報の一元管理(CRM)を実現するなど、従来の管理・効率化中心のシステムから、情報を戦略的に活用するシステムに生まれ変わりました。

しかし、いくら先進のITを導入しても社員が使いこなせなければその効果は発揮されません。「たけでん」では、社員一人一人が確実に新しいシステムを使いこなせるよう、徹底した教育研修を継続的に実施しており、お客様に最適なサービスをご提供することを追求し続けてきました。
結果、Phoenix稼働から7年が経過しましたが、Phoenixが稼働する前の2016年度と2023年度を比較すると売上で128.2%、営業一人当たりの生産性は約1.5倍。全社の残業時間も年間で約5700時間削減され、年間休日も127日と計画有給を含めて10日増となり、業務改革、営業改革を成し遂げることができたと自負しています。

そして2024年3月「Action850」を成し遂げた今、新たな目標「Action1000」を掲げました。その達成のために、RPA(Robotic Process Automation)を活用した定型業務の自動化を強化し、さらには生成AIをビジネスに活用することを積極的に研究しており、2045年に訪れると言われているシンギュラリティ(技術的特異点。AIが人間の能力を超えることで、ビジネスや社会の構図が大きく変わっていく時代)に向け、人が果たす役割を模索しています。

このようにITの進化とビジネスの変動を素早くキャッチアップし、“次の一手”を打つための情報戦略を考え実行する企業、それが「たけでん」です。